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アイテム詳細
Predictably Irrational: The Hidden Forces That Shape Our Decisions
Dan Ariely
Harpercollins
グループ:Book /ランキング:5879
価格:¥ 2,451
発売日:2008-02 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
行動経済学の事例が多数紹介されている
(2008-11-23)
amazon.comのbest books of 2008のbusinessカテゴリーで1位になっていたので、読んでみた。行動経済学の事例が、仮説、検証の繰り返しで多数網羅されていておもしろい。個人的には、人間は現金そのものになると盗みを働かないが、物品や電子マネーなど、現金から離れると罪の意識が弱まるというくだりがおもしろかった。電子マネーは消費高揚に役立っているんだろう。
人間というのは...なんとも非合理的....
(2008-09-28)
所謂一般読者向けに経済学と心理学に跨る領域を扱う行動経済学の種々のリサーチ結果から、一見以外な人間の非合理性を焙り出す面白い内容になっている。例えば、
・全く関係ない数字を、ある商品を買っても良い価格判断のベースにしてしまったり、
・数種類のオファリング価格の中にダミーが入っていると無意識にその価格に引っ張られた判断をしてしまったり、
・無料と1円の差異が判断に及ぼす心理的インパクトはとてつも無く大きかったり、
・社会規範(social norm)と市場規範(market norm)の文脈を間違えて、互恵といった考え方に代表される前者の文脈で対処すべきところに、後者のお金の概念を持ち込むと人間関係、企業の消費者対応や従業員対応等々あらゆる面で総スカンを食うとか、
・人間は冷静な状態と興奮した状態では好き嫌いや善悪の許容度といった点での判断に大きな差が出てしまうとか、
・自分が所有している物の価値測定に際しては感情移入をしてしまう結果とてつもなく過大評価をしてしまう、
等々、多くの意外性を持ったリサーチ結果から、人間の判断というのは、これまでの標準的な経済学が前提としているような合理的なものではなく、非合理的なことが多く、且つその非合理性はランダムで無分別なものではなく、システマチックで予測可能なものである(≒人間は首尾一貫して非合理的)なのであると説いている。人間とはそういうものだということを知っておくだけでも、いろんな間違いを回避することには役立ちそうである。
本書と殆ど同じ領域を扱っている本として”Sway: The Irresistible Pull of Irrational Behavior”も読んでみたが、どちらか1冊読むのであれば、内容の充実度から本書(Predictably Irrational)をお勧めする。
学問的でなく読みやすい本
(2008-06-01)
行動経済学の教授の本と聞くと、学問的でとっつきにくいイメージが浮かぶが、どちらかというと、日本の新書のように、気楽に読めて、とてもおもしろい。
スターバックスに何度も行ってしまう。ゼロカロリー飲料に惹かれる。お金を貯められない。など日々の暮らしのなかで、何気なくやってしまうことを、実験結果を通して考察している。
さらに、職場でのモチベーションを上げる方法、企業会計で不正がなくならない理由など、ビジネス面でも参考になる内容も盛り込まれている。
人は感情が高まると自分を抑えきれない(欲しいものを目にすると買ってしまう)ので、無駄遣いをなくすには、未然に防ぐしかない。この考えをもとに、クレジットカードを使いすぎるアメリカ人向けに、ある商品での利用が一定額を超えるとアラームを発するカードを、大手銀行に提案したという部分は、とても興味深かった。
この本がおもしろいのは、単に実験結果を羅列するのではなく、著者が実験結果からいろいろなアイディアを発想しているからだろう。
著者は、ノンネイティブなのだろうが、分かりやすい英語で、分かりにくそうな文章の部分は、別の言い回しでもう一度説明したりしていて、とても読み易かった。
心を見透かされているようで面白い。
(2008-04-14)
行動経済学入門といった内容。色々実験する過程から話があり、面白かった。興奮が理性を失わせて、不合理な行動を執らせる実験や、高額な頭痛薬の方がより利いた気がするプラシボー効果、無料による選択の変化、手放すときの未練と購入時の価格の不一致、また、テストの点数の自己申告制による正答率の変化や、どんなに真面目な生活を送っていても、窃盗を犯している可能性があるという(お金を直接取る事は躊躇するが、例えば会社の備品はためらい無く私物化している)話は面白かった。行動経済学は、生活している中で感じていることを学問的に裏付けている感じがするので、今更感があるが同時に興味を持ちやすい経済学のジャンルでもある。
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・全く関係ない数字を、ある商品を買っても良い価格判断のベースにしてしまったり、
・数種類のオファリング価格の中にダミーが入っていると無意識にその価格に引っ張られた判断をしてしまったり、
・無料と1円の差異が判断に及ぼす心理的インパクトはとてつも無く大きかったり、
・社会規範(social norm)と市場規範(market norm)の文脈を間違えて、互恵といった考え方に代表される前者の文脈で対処すべきところに、後者のお金の概念を持ち込むと人間関係、企業の消費者対応や従業員対応等々あらゆる面で総スカンを食うとか、
・人間は冷静な状態と興奮した状態では好き嫌いや善悪の許容度といった点での判断に大きな差が出てしまうとか、
・自分が所有している物の価値測定に際しては感情移入をしてしまう結果とてつもなく過大評価をしてしまう、
等々、多くの意外性を持ったリサーチ結果から、人間の判断というのは、これまでの標準的な経済学が前提としているような合理的なものではなく、非合理的なことが多く、且つその非合理性はランダムで無分別なものではなく、システマチックで予測可能なものである(≒人間は首尾一貫して非合理的)なのであると説いている。人間とはそういうものだということを知っておくだけでも、いろんな間違いを回避することには役立ちそうである。
本書と殆ど同じ領域を扱っている本として”Sway: The Irresistible Pull of Irrational Behavior”も読んでみたが、どちらか1冊読むのであれば、内容の充実度から本書(Predictably Irrational)をお勧めする。
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行動経済学の教授の本と聞くと、学問的でとっつきにくいイメージが浮かぶが、どちらかというと、日本の新書のように、気楽に読めて、とてもおもしろい。
スターバックスに何度も行ってしまう。ゼロカロリー飲料に惹かれる。お金を貯められない。など日々の暮らしのなかで、何気なくやってしまうことを、実験結果を通して考察している。
さらに、職場でのモチベーションを上げる方法、企業会計で不正がなくならない理由など、ビジネス面でも参考になる内容も盛り込まれている。
人は感情が高まると自分を抑えきれない(欲しいものを目にすると買ってしまう)ので、無駄遣いをなくすには、未然に防ぐしかない。この考えをもとに、クレジットカードを使いすぎるアメリカ人向けに、ある商品での利用が一定額を超えるとアラームを発するカードを、大手銀行に提案したという部分は、とても興味深かった。
この本がおもしろいのは、単に実験結果を羅列するのではなく、著者が実験結果からいろいろなアイディアを発想しているからだろう。
著者は、ノンネイティブなのだろうが、分かりやすい英語で、分かりにくそうな文章の部分は、別の言い回しでもう一度説明したりしていて、とても読み易かった。
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