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カスタマーレビュー
おすすめ度:
羅英等との併用がお勧め
(2008-03-15)
例文がなく、格支配等の語法の情報も略号等で簡単に示されるだけなので、学習用辞典としては不適。とはいえ、訳語が日本語で挙げられるというのは便利なうえ、値段も大きさも手ごろ。学習用羅英辞典等と併用するというのがこの辞典の一番の使い方だと思う。実際にそのようにしている人も多いのではないか。なお、活字はかなり小さいので、覚悟が必要。それが嫌な人は、大枚を払ってでも大学書林版を買いましょう。
ルーツとなる語が示されてるのがいい
(2007-11-18)
完了形が見出し語として載っています。すべての動詞にではないですが、rideo(笑う)の完了 risi のような現在形とちがう語尾の動詞は多くが載っている感じです。
deferbui pf.[deferveo, defervesco]
risi pf. [rideo]
というふうに。bantam より完了形の見出しが多いです。わかりにくい完了形はすべて載ってるんじゃないでしょうか。
それからいいなと思うのは、語のルーツとなる動詞や名詞などが示されていることです。だから関係ある語がみんなわかります。すべての語についてるわけではないですが、たくさんの語についています。
risio 笑い [rideo]
risor 嘲笑者 [rideo]
risus 笑い [rideo]
risiloquium 談笑 [risus + loquor]
というふうに。
また、動詞で属格や与格をとる場合や、不定詞を取る場合などがあるものは、ちゃんと示されています。
この辞書の巻末の変化表は、bantam の変化表ほど便利ではありません。
省略が多い変化表であることと、ハードカバーなため、表紙がかたくて手が器用でないとペーパーバックより引きにくいということがネックとなっています。bantam のはその点ものすごく重宝します。
またもう1つ、変化表ですごく使える本があって、田淵文男・監修、江澤増雄・著の「教会ラテン語 文法のあらまし」という薄い1000円の本ですが、
巻末の変化表はまったく省略がなく、bantam に載ってない possum と fero の変化表もあります。
こういうことは文法書を見ればいい話ですが、文法書も省略的な変化表しか載ってなかったり、巻末または巻頭という引きやすい位置に変化表がなかったりするものですから。
また、bantam では
defi・go -gere -xi -xus
のようにわかりやすく表記されています。
つまり defi 以下の部分が変化して、defigere, defixi, defixus となることが明瞭です。
しかしこの羅和辞典では、
defigo, ere, fixi, fixum
と表記されていて、単語によっては少しわかりにくかったりします。
つまり、defixi じゃなく defifiixi, defixum じゃなくて defifixim になる、みたいに勘違いされるおそれがあります。
大きくないので手に持って引けます。
ソフトカバーだったらもっとよかったけれど。
やはり辞書を引くときは、そのときの体調によって目を近づけて引いたり、立って歩きながら引いたりできるように、ハンディであるべきです。
大辞書も、手で持てる大きさにして、分冊にすべきなのです。
じっと座って大辞書を調べたりなんかすると、調べてる途中で体ぐあいが悪くなってくるでしょう。
分冊にすれば、1冊ごとの単語数も少なくなって、単語を見つけやすくなり、体ぐあい悪くなるのを防げます。
この辞書は収録語数が多いので好きです。これと bantam だけでたいてい読めるようです。ただどちらにも例文がないのがたまに困るのですが。
役立ちます
(2007-01-12)
ラテン語をきちんと読めるわけではありません。でも、英語などのヨーロッパ諸言語を勉強しているとき、ラテン語と関連させて単語を覚えたいときに、この「羅和辞典」を引いています。
一つの単語の意味を調べるだけでなく、その単語の周辺をあちこち読みふけります。現代語(つまり現代の英語・フランス語・スペイン語・ルーマニア語など)においては、一つ一つの単語が風化してしまっていて、その語源がわかりにくくなっているけど、ラテン語にさかのぼると、それぞれの現代語における様々な単語群が、すんなりと頭に入ってきます。
ラテン語で物を読む必要のない僕みたいなラテン語初心者にとっても、この辞書は大変に役立ちます。「古典ラテン語辞典」(国原吉之助)と併用すると、鬼に金棒。
初学者向き
(2006-11-10)
ラテン語初級者に向いていると思います。用例などに不満は残りますが、やはり日本語の辞典であるのはとっつき易いといえるでしょう。キケロ、アウグスティヌスなどの美文を読みこなすには多少の不安が残るところではありますが、『神学大全』といった簡潔な文章に取り組むにあたってはいい辞典です。物足りなくなったら、リドル&スコットに乗り換えるといいでしょう。こちらは用例も豊富です。
初心者におすすめ!
(2005-05-04)
あの有名な田中秀央(ひでなか)先生が、ランゲンシャイトのラテン語―ドイツ語辞典をもとに作成された辞書です。ランゲンシャイトを買ってもいいでしょうが、語彙数その他の点で田中羅和辞典のほうが優れています。熟語や慣用表現も割と収録されています。初心者として最初に買うなら、絶対この辞典でしょう。1966年以来無改訂で増刷されつづけていることが、この辞典の完成度の高さを物語っています。電子辞書も出て欲しい!
おすすめ度:
羅英等との併用がお勧め
例文がなく、格支配等の語法の情報も略号等で簡単に示されるだけなので、学習用辞典としては不適。とはいえ、訳語が日本語で挙げられるというのは便利なうえ、値段も大きさも手ごろ。学習用羅英辞典等と併用するというのがこの辞典の一番の使い方だと思う。実際にそのようにしている人も多いのではないか。なお、活字はかなり小さいので、覚悟が必要。それが嫌な人は、大枚を払ってでも大学書林版を買いましょう。
ルーツとなる語が示されてるのがいい
完了形が見出し語として載っています。すべての動詞にではないですが、rideo(笑う)の完了 risi のような現在形とちがう語尾の動詞は多くが載っている感じです。
deferbui pf.[deferveo, defervesco]
risi pf. [rideo]
というふうに。bantam より完了形の見出しが多いです。わかりにくい完了形はすべて載ってるんじゃないでしょうか。
それからいいなと思うのは、語のルーツとなる動詞や名詞などが示されていることです。だから関係ある語がみんなわかります。すべての語についてるわけではないですが、たくさんの語についています。
risio 笑い [rideo]
risor 嘲笑者 [rideo]
risus 笑い [rideo]
risiloquium 談笑 [risus + loquor]
というふうに。
また、動詞で属格や与格をとる場合や、不定詞を取る場合などがあるものは、ちゃんと示されています。
この辞書の巻末の変化表は、bantam の変化表ほど便利ではありません。
省略が多い変化表であることと、ハードカバーなため、表紙がかたくて手が器用でないとペーパーバックより引きにくいということがネックとなっています。bantam のはその点ものすごく重宝します。
またもう1つ、変化表ですごく使える本があって、田淵文男・監修、江澤増雄・著の「教会ラテン語 文法のあらまし」という薄い1000円の本ですが、
巻末の変化表はまったく省略がなく、bantam に載ってない possum と fero の変化表もあります。
こういうことは文法書を見ればいい話ですが、文法書も省略的な変化表しか載ってなかったり、巻末または巻頭という引きやすい位置に変化表がなかったりするものですから。
また、bantam では
defi・go -gere -xi -xus
のようにわかりやすく表記されています。
つまり defi 以下の部分が変化して、defigere, defixi, defixus となることが明瞭です。
しかしこの羅和辞典では、
defigo, ere, fixi, fixum
と表記されていて、単語によっては少しわかりにくかったりします。
つまり、defixi じゃなく defifiixi, defixum じゃなくて defifixim になる、みたいに勘違いされるおそれがあります。
大きくないので手に持って引けます。
ソフトカバーだったらもっとよかったけれど。
やはり辞書を引くときは、そのときの体調によって目を近づけて引いたり、立って歩きながら引いたりできるように、ハンディであるべきです。
大辞書も、手で持てる大きさにして、分冊にすべきなのです。
じっと座って大辞書を調べたりなんかすると、調べてる途中で体ぐあいが悪くなってくるでしょう。
分冊にすれば、1冊ごとの単語数も少なくなって、単語を見つけやすくなり、体ぐあい悪くなるのを防げます。
この辞書は収録語数が多いので好きです。これと bantam だけでたいてい読めるようです。ただどちらにも例文がないのがたまに困るのですが。
役立ちます
ラテン語をきちんと読めるわけではありません。でも、英語などのヨーロッパ諸言語を勉強しているとき、ラテン語と関連させて単語を覚えたいときに、この「羅和辞典」を引いています。
一つの単語の意味を調べるだけでなく、その単語の周辺をあちこち読みふけります。現代語(つまり現代の英語・フランス語・スペイン語・ルーマニア語など)においては、一つ一つの単語が風化してしまっていて、その語源がわかりにくくなっているけど、ラテン語にさかのぼると、それぞれの現代語における様々な単語群が、すんなりと頭に入ってきます。
ラテン語で物を読む必要のない僕みたいなラテン語初心者にとっても、この辞書は大変に役立ちます。「古典ラテン語辞典」(国原吉之助)と併用すると、鬼に金棒。
初学者向き
ラテン語初級者に向いていると思います。用例などに不満は残りますが、やはり日本語の辞典であるのはとっつき易いといえるでしょう。キケロ、アウグスティヌスなどの美文を読みこなすには多少の不安が残るところではありますが、『神学大全』といった簡潔な文章に取り組むにあたってはいい辞典です。物足りなくなったら、リドル&スコットに乗り換えるといいでしょう。こちらは用例も豊富です。
初心者におすすめ!
あの有名な田中秀央(ひでなか)先生が、ランゲンシャイトのラテン語―ドイツ語辞典をもとに作成された辞書です。ランゲンシャイトを買ってもいいでしょうが、語彙数その他の点で田中羅和辞典のほうが優れています。熟語や慣用表現も割と収録されています。初心者として最初に買うなら、絶対この辞典でしょう。1966年以来無改訂で増刷されつづけていることが、この辞典の完成度の高さを物語っています。電子辞書も出て欲しい!

