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世界を信じるためのメソッド―ぼくらの時代のメディア・リテラシー (よりみちパン!セ)
森 達也
理論社
グループ:Book /ランキング:23477
価格:¥ 1,260
発売日:2006-12 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
短所もあるが
(2008-04-24)
この本の短所→長所
1.個人の経験が出すぎ→メディアの内部にいる著者だからこその視点が出ている。すなわち、メディアが情報を作る過程を問題としながらメディア・リテラシーを説くことができている。
2.内容が薄い→手ごろな入門書となっているので、良い。
3.メディアの定義が若干狭い→これがために、メディアの問題点をより深く考えられるので、良い。
結論―短所もあるが(これらに加えて、1、2章が若干面白くなかったが、これも第3章以降の内容で相殺可能)、裏から見るとこの本の魅力とも取れ、それは読者にとって有益だと思うので、星を減らさず、星5つとする。
自分のために
(2007-12-27)
情報とはなんのためにあるのか、なぜあるのかなどがわかると思います。考えることの大切さがわかります。小さくても読みやすいので良いと思います。
本来の対象年齢以上の人にも読んで欲しい
(2007-11-08)
本来の対象年齢は10〜16歳くらいでしょう。しかし、それ以上の人も読んで欲しい本です。極端な話、子供と親が一緒に読んで、ともに考えて欲しいです。
メディアの良さ、怖さを引き出し考えることの大切さ、自分の目で見ることの大切さを著者は主張しています。森さんは私から見て今時珍しい「空気を読まない大人」です。多数は意見に流されるだけでなく、たとえ少数意見でも正しいことを言う。こういう人こそ社会に必要であり、こういう本こそ道徳や総合的学習時間の教科書に使われるべきでしょう。
この本に書いてあった「ヒトラーがゲッペルズに言った言葉」は今の「空気を読め」とかいう思考停止が習慣になっているの人たちに送りたいです。「空気を読め」と言う人たちってファシズムに染まりやすい人たちですから。
中学生のみならず、大人も知らなければならぬメディアの怖さ
(2007-07-19)
ワイドショーを見れば分かるように、近年“分かりやすさ”こそが価値ある報道のように伝えられてきた。
TVは特に、イラクの油まみれの水鳥のように一面的に物事を写すことをよって、事実を捻じ曲げて一般化している例や、アザラシのタマちゃんフィーバーに個人情報保護法案・有事関連法案などの重要法案審議が報道されなくなっているというような例が多い。
「報道は中立」と人口に膾炙してはいるものの、その中立とはどの立場から見た「中立」なのか? メディアはスポンサーや広告代理店に操られているとの意見も否定できないものであり、簡単に分かりやすい事実はありえず、常にその分かりやすさの中に複雑に隠された事実があると心得てメディアに接しなければ、事実に突き当たる事はない、と中学生にも分かるように説明されている良書。
大人も忙しさにかまけてワンフレーズの劇場型政治に騙されず、何が本当に大切な報道なのかを探り、それを取り上げるようメディアに要請するようにならなければならない。
10代、20代の若い人たちにぜひ! と、おすすめしたい一冊
(2007-06-09)
世界の出来事を正しく、きちんと知るために、テレビをはじめとするメディアはとても重要。でも、メディアは間違えることがあるし、たとえ間違いでなくても、その報じ方によっては、受け手の印象が全く変わってしまう。メディアの情報を鵜呑みにして間違った世界観を持たないためには、「メディアを批判的に読み解く」ことと、「メディアを主体的に受け取る」ことが必要になってくる。この括弧で囲んだことが、メディア・リテラシーの意味。メディア・リテラシーは、メディアを有効に活用するために、そして正しい世界観を持つために、なくてはならないメソッド(方法)である。
以上のテーマが、松本サリン事件やファシズムによるプロパガンダの例を通して、分かりやすく語られていきます。「メディアが公正中立で客観的だなんて、とんでもない間違い。何を報道するかしないか、どんなふうに編集するかで、すでに人の主観に左右されているのだから」という著者の主張がすっと頭に入ってきました。
また、若い人たちに語りかける文章の調子をとっている。で、それがちっとも鼻につくものでなく、親しく心に響いてきたところ。すとん、すとんと腑に落ちてゆく論旨の展開と相俟って、実に風通しのいい文章でしたね。
2007年6月3日付の朝日新聞の読書欄で、作家の梨木香歩さんが取り上げていた文章に関心を誘われて読んだ本。理論者の「よりみちパン!セ」シリーズの一冊。
おすすめ度:
短所もあるが
この本の短所→長所
1.個人の経験が出すぎ→メディアの内部にいる著者だからこその視点が出ている。すなわち、メディアが情報を作る過程を問題としながらメディア・リテラシーを説くことができている。
2.内容が薄い→手ごろな入門書となっているので、良い。
3.メディアの定義が若干狭い→これがために、メディアの問題点をより深く考えられるので、良い。
結論―短所もあるが(これらに加えて、1、2章が若干面白くなかったが、これも第3章以降の内容で相殺可能)、裏から見るとこの本の魅力とも取れ、それは読者にとって有益だと思うので、星を減らさず、星5つとする。
自分のために
情報とはなんのためにあるのか、なぜあるのかなどがわかると思います。考えることの大切さがわかります。小さくても読みやすいので良いと思います。
本来の対象年齢以上の人にも読んで欲しい
本来の対象年齢は10〜16歳くらいでしょう。しかし、それ以上の人も読んで欲しい本です。極端な話、子供と親が一緒に読んで、ともに考えて欲しいです。
メディアの良さ、怖さを引き出し考えることの大切さ、自分の目で見ることの大切さを著者は主張しています。森さんは私から見て今時珍しい「空気を読まない大人」です。多数は意見に流されるだけでなく、たとえ少数意見でも正しいことを言う。こういう人こそ社会に必要であり、こういう本こそ道徳や総合的学習時間の教科書に使われるべきでしょう。
この本に書いてあった「ヒトラーがゲッペルズに言った言葉」は今の「空気を読め」とかいう思考停止が習慣になっているの人たちに送りたいです。「空気を読め」と言う人たちってファシズムに染まりやすい人たちですから。
中学生のみならず、大人も知らなければならぬメディアの怖さ
ワイドショーを見れば分かるように、近年“分かりやすさ”こそが価値ある報道のように伝えられてきた。
TVは特に、イラクの油まみれの水鳥のように一面的に物事を写すことをよって、事実を捻じ曲げて一般化している例や、アザラシのタマちゃんフィーバーに個人情報保護法案・有事関連法案などの重要法案審議が報道されなくなっているというような例が多い。
「報道は中立」と人口に膾炙してはいるものの、その中立とはどの立場から見た「中立」なのか? メディアはスポンサーや広告代理店に操られているとの意見も否定できないものであり、簡単に分かりやすい事実はありえず、常にその分かりやすさの中に複雑に隠された事実があると心得てメディアに接しなければ、事実に突き当たる事はない、と中学生にも分かるように説明されている良書。
大人も忙しさにかまけてワンフレーズの劇場型政治に騙されず、何が本当に大切な報道なのかを探り、それを取り上げるようメディアに要請するようにならなければならない。
10代、20代の若い人たちにぜひ! と、おすすめしたい一冊
世界の出来事を正しく、きちんと知るために、テレビをはじめとするメディアはとても重要。でも、メディアは間違えることがあるし、たとえ間違いでなくても、その報じ方によっては、受け手の印象が全く変わってしまう。メディアの情報を鵜呑みにして間違った世界観を持たないためには、「メディアを批判的に読み解く」ことと、「メディアを主体的に受け取る」ことが必要になってくる。この括弧で囲んだことが、メディア・リテラシーの意味。メディア・リテラシーは、メディアを有効に活用するために、そして正しい世界観を持つために、なくてはならないメソッド(方法)である。
以上のテーマが、松本サリン事件やファシズムによるプロパガンダの例を通して、分かりやすく語られていきます。「メディアが公正中立で客観的だなんて、とんでもない間違い。何を報道するかしないか、どんなふうに編集するかで、すでに人の主観に左右されているのだから」という著者の主張がすっと頭に入ってきました。
また、若い人たちに語りかける文章の調子をとっている。で、それがちっとも鼻につくものでなく、親しく心に響いてきたところ。すとん、すとんと腑に落ちてゆく論旨の展開と相俟って、実に風通しのいい文章でしたね。
2007年6月3日付の朝日新聞の読書欄で、作家の梨木香歩さんが取り上げていた文章に関心を誘われて読んだ本。理論者の「よりみちパン!セ」シリーズの一冊。

