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カスタマーレビュー
おすすめ度:
愛がある作品
(2008-12-17)
夏目友人帳の3冊目です。
来年の春にはアニメの第2シーズンが放送されることが決定されている本作は、妖怪と人間たちの間の物語としてとても上質で心地よい漫画です。最近の妖怪と人間の間の物語でバトル漫画にならない漫画といえば「もっけ」「蟲師」が頭に浮かびますが、あちらはバトル漫画ではないぶん、妖怪たちはあくまで別種の生き物であり人間のような知能をもった種族といった感じではなく、あくまで目に見えないだけで別の生き物が棲息しているという感じの雰囲気です(もちろん、民俗学者が喜ぶような神やヌシが登場して、彼らは大変に知能も能力も高いですがそれは両作では例外的です)。
しかし、この「友人帳」に出てくる妖怪達は、ただ単に存在しているというだけでなく、それぞれがそれぞれの暮らしをしており、それぞれの個体がしっかりとした意志を持っております。中には人間に対して悪意をもった存在も多々います。しかし、多くはほとんど人間と意思疎通ができないために奇妙に人間に興味をもち人の子を愛する者もいます。そうした様々な思惑や感情をもった妖たちとと夏目がかかわっていくのがこの夏目友人帳という物語なんですが、概してこの物語はとても愛に満ちています。
人によってはこそばゆいと感じるくらいの、他者への愛や優しさ、共感できることへの慶びが全体に溢れています。前述のように人を嫌うものたちも多々出てくるのですが、主人公の夏目と用心棒のにゃんこ先生の愛くるしいキャラクターのおかげで、それらを含めても全体的には愛や赦しがテーマになっていて読んでいて温かな気持ちになります。
これには、絵と話の相性もよかったのでしょう、すごく繊細で綺麗な著者の緑川ゆきさんのタッチが実にはまります。
愛すべき妖怪達!
(2008-08-31)
私にとって、夏目友人帳を読むのは一大決心を必要とする事でした。
なぜなら妖怪が出てくるお話だからです。
皆さん、妖怪が出てくるんですよ。妖怪!
私の妖怪のイメージ。
おどろおどろしい。不気味。怖い、などなど。
でも私はこの本を、私の大好きな尊敬する女性に勧められたのです。
うーん、ユニークな人とは思っていたけど、ここまでユニークだったとは恐るべし!
妖怪の好きな人とは、あんまりお近づきになりたくないような・・・
これからは距離を置こうかな?
いいえ、私はこの人を真人間に更生させてあげなければいけないのでは!
そう思い悲壮な覚悟で、この本を手に取ったのです。
妖怪といっても、怖い妖怪とは限らないよね。
どうか可愛いらしい妖怪でありますように。
そうして、恐る恐るページをめくったのです。
すると、いきなり気味悪い妖怪が登場!
ワー!ヤダヤダ!!
やっぱり怖い妖怪だ!
でも私は決してあなたを見捨てません。無事、真人間に更生させてあげます!
だけど、読み進めるうち、だんだん心が落ち着き、妖怪への怖いイメージが無くなっていきました。
愛に一途な、はかなくも美しい妖怪達。
いつの間にか私まで、妖怪達に魅了されていました。
妖怪が見えるって、感受性が豊かって事に置き換えてもいいですよね。
やっぱり、あなたは心優しい女性だったんですね。
ここで問題!
私に、この本を勧めてくれた人もレビューを書いています。
さあ、どなたでしょう?
あなたの言うとおり、人でないものを封じたり、滅ぼしたりしないところがいいよね。
これから夏目友人帳を読む皆さん、怖がらず安心して読んで下さいね!
私は夏目友人帳の中で一番好きな巻です。
(2007-09-23)
前巻と同じ様に感動します。
この本のように感動するマンガはあまり無いので、読む価値は絶対あります。
この巻には私の一番好きな話があるので、中でも特におすすめの巻です。
黒い先生 白い先生
(2007-02-10)
夏目の周囲がぐっとにぎやかになってきました。人物たちの表情に淡い色気も出てきています。
今回は黒い先生が出没したり俳優さんも再登場、宿敵のような人物が初登場。
まだまだ先が楽しみなシリーズ。
もどかしさについて
(2007-02-08)
今回も心が温かくなるようなお話ばかりでした。夏目くんは情が深いので自分の事じゃなくても「考え」たり「哀しん」だり「嬉しく」なったりします。でもそれはきっと彼の財産になることでしょう。こういうの、聖書では天に宝を積むっていうのですって。誰かが一番辛い時に一番そばにいてあげようとする夏目くん。ごく普通の男の子が感じるもどかしさに私たち読者ももどかしく感じる・・・でもそれはやさしくて切なくて、祈りに似たもどかしさ。
夏目くんはもののけを開放していきます。あるいは守ろうとします。どうしたら一番相手が嬉しいだろう?って思いやっています。
世の中、人ではないものを封じたり滅ぼしたりするお話の方が多いと思うのですが、夏目くんはその、逆。
でも私には夏目くんのお話の方が心に響くのです。本当の「やさしさ」そして「つよさ」言葉にするとちょっと恥ずかしいけれど、でも大切な事。
とにかく夏目友人帳はますます「考えさせる」お話になって深みを増してきています。ぜひお勧めいたします。どの巻からでもいいので読んでみて下さい。
おまけ。ニャンコ先生のプリチーさもパワーアップ。たい焼き食べるとことぷーぷー寝てるところが特にグー。もー大好きです!
おすすめ度:
愛がある作品
夏目友人帳の3冊目です。
来年の春にはアニメの第2シーズンが放送されることが決定されている本作は、妖怪と人間たちの間の物語としてとても上質で心地よい漫画です。最近の妖怪と人間の間の物語でバトル漫画にならない漫画といえば「もっけ」「蟲師」が頭に浮かびますが、あちらはバトル漫画ではないぶん、妖怪たちはあくまで別種の生き物であり人間のような知能をもった種族といった感じではなく、あくまで目に見えないだけで別の生き物が棲息しているという感じの雰囲気です(もちろん、民俗学者が喜ぶような神やヌシが登場して、彼らは大変に知能も能力も高いですがそれは両作では例外的です)。
しかし、この「友人帳」に出てくる妖怪達は、ただ単に存在しているというだけでなく、それぞれがそれぞれの暮らしをしており、それぞれの個体がしっかりとした意志を持っております。中には人間に対して悪意をもった存在も多々います。しかし、多くはほとんど人間と意思疎通ができないために奇妙に人間に興味をもち人の子を愛する者もいます。そうした様々な思惑や感情をもった妖たちとと夏目がかかわっていくのがこの夏目友人帳という物語なんですが、概してこの物語はとても愛に満ちています。
人によってはこそばゆいと感じるくらいの、他者への愛や優しさ、共感できることへの慶びが全体に溢れています。前述のように人を嫌うものたちも多々出てくるのですが、主人公の夏目と用心棒のにゃんこ先生の愛くるしいキャラクターのおかげで、それらを含めても全体的には愛や赦しがテーマになっていて読んでいて温かな気持ちになります。
これには、絵と話の相性もよかったのでしょう、すごく繊細で綺麗な著者の緑川ゆきさんのタッチが実にはまります。
愛すべき妖怪達!
私にとって、夏目友人帳を読むのは一大決心を必要とする事でした。
なぜなら妖怪が出てくるお話だからです。
皆さん、妖怪が出てくるんですよ。妖怪!
私の妖怪のイメージ。
おどろおどろしい。不気味。怖い、などなど。
でも私はこの本を、私の大好きな尊敬する女性に勧められたのです。
うーん、ユニークな人とは思っていたけど、ここまでユニークだったとは恐るべし!
妖怪の好きな人とは、あんまりお近づきになりたくないような・・・
これからは距離を置こうかな?
いいえ、私はこの人を真人間に更生させてあげなければいけないのでは!
そう思い悲壮な覚悟で、この本を手に取ったのです。
妖怪といっても、怖い妖怪とは限らないよね。
どうか可愛いらしい妖怪でありますように。
そうして、恐る恐るページをめくったのです。
すると、いきなり気味悪い妖怪が登場!
ワー!ヤダヤダ!!
やっぱり怖い妖怪だ!
でも私は決してあなたを見捨てません。無事、真人間に更生させてあげます!
だけど、読み進めるうち、だんだん心が落ち着き、妖怪への怖いイメージが無くなっていきました。
愛に一途な、はかなくも美しい妖怪達。
いつの間にか私まで、妖怪達に魅了されていました。
妖怪が見えるって、感受性が豊かって事に置き換えてもいいですよね。
やっぱり、あなたは心優しい女性だったんですね。
ここで問題!
私に、この本を勧めてくれた人もレビューを書いています。
さあ、どなたでしょう?
あなたの言うとおり、人でないものを封じたり、滅ぼしたりしないところがいいよね。
これから夏目友人帳を読む皆さん、怖がらず安心して読んで下さいね!
私は夏目友人帳の中で一番好きな巻です。
前巻と同じ様に感動します。
この本のように感動するマンガはあまり無いので、読む価値は絶対あります。
この巻には私の一番好きな話があるので、中でも特におすすめの巻です。
黒い先生 白い先生
夏目の周囲がぐっとにぎやかになってきました。人物たちの表情に淡い色気も出てきています。
今回は黒い先生が出没したり俳優さんも再登場、宿敵のような人物が初登場。
まだまだ先が楽しみなシリーズ。
もどかしさについて
今回も心が温かくなるようなお話ばかりでした。夏目くんは情が深いので自分の事じゃなくても「考え」たり「哀しん」だり「嬉しく」なったりします。でもそれはきっと彼の財産になることでしょう。こういうの、聖書では天に宝を積むっていうのですって。誰かが一番辛い時に一番そばにいてあげようとする夏目くん。ごく普通の男の子が感じるもどかしさに私たち読者ももどかしく感じる・・・でもそれはやさしくて切なくて、祈りに似たもどかしさ。
夏目くんはもののけを開放していきます。あるいは守ろうとします。どうしたら一番相手が嬉しいだろう?って思いやっています。
世の中、人ではないものを封じたり滅ぼしたりするお話の方が多いと思うのですが、夏目くんはその、逆。
でも私には夏目くんのお話の方が心に響くのです。本当の「やさしさ」そして「つよさ」言葉にするとちょっと恥ずかしいけれど、でも大切な事。
とにかく夏目友人帳はますます「考えさせる」お話になって深みを増してきています。ぜひお勧めいたします。どの巻からでもいいので読んでみて下さい。
おまけ。ニャンコ先生のプリチーさもパワーアップ。たい焼き食べるとことぷーぷー寝てるところが特にグー。もー大好きです!

