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カスタマーレビュー
おすすめ度:
軽度知的障害の問題
(2008-11-09)
「心からのごめんなさい」品川裕香は軽度知的障害「児」が少年院にあふれ(彼らの多くは、被虐待児であり、被虐待が背景となる脳の成長阻害という問題もさらに深い問題も含んでいるのだが)、彼らの更正とともに社会全体としての支援が必要だ、と問題提起した。
本書も、障害者の生活支援を全体の課題として挙げているが、やはり「者」の問題としても軽度知的障害が問題であることを指摘している。「児」、そして「者」。軽度知的障害の問題を社会として支援システムをどう構築するか、そのモデルを探求したい。
今後の著者の活躍に期待
(2008-08-16)
読んでよかったです。
この国の受刑者の二割以上が障害者であるという事実は驚きです。その触法障害者のほとんどは被害者タイプの人々であり、刑務所に入る前までに外の世界でさんざんいじめられていたという記述には心が痛みます。
いろいろなケースを著者が独自に調査し、可能な限り当事者にインタビューして書いてある本なので、よくここまで個人の事情につっこんで調べ上げたなという印象が強い本です。
休み休み読みました
(2008-03-03)
あまりに気持ちが重く、息苦しささえ感じたので、どんどん読みたいのだけど、出来るだけ休み休み読みました。
気持ちの整理をしながら、心の中で内容をしっかりかみ砕きながら。
まだ読んだばかりで、感想を書く準備が出来ていませんが、最近読んだものの中では特に衝撃を受けた一冊です。
何とかしなければ、
何とかしてあげてほしい、
何か手だてはないのか、
そんな思いが頭の中に渦巻いています。
読んだあとが大事
(2008-01-21)
私は平凡な会社員だが、多少福祉分野に携わったことがあり、この本の中にあるような世間一般から隠されている実態の一部は事前に知っていた(障害者の売春婦、ヤクザなど)。
この本が衝撃を与えたことに異論はないが、このような探索型のノンフィクションは読んだあと「では、どうするか?自分にできることは何か?」を考えるのがとても重要だと思う。
よく周囲に目を凝らしてみると、ヤクザが障害者を喰い者にしているような構図が見つかるかもしれない。本の中の人は一般論としてかわいそうだが、周囲の障害者は何をするかわからないから怖い、というダブルスタンダードが問題を見えにくくしているのだと思う。
山本氏の功績は、刑務所に入って障害者受刑者の実態をリポートしたこともあるが(ケガの功名?)、それよりも、日本には日本人が直視しようとしない問題がいろいろとあって、それを明るみにしたことだろう。
文章表現でやや大げさだったり、違和感を感じるところも若干あるが、それを補って余りある意義ある本だと思う。
世間の人がこういう実態を把握していない
(2008-01-14)
一体どれだけの人がこの驚愕の事実を知っているだろうか。
そのへんにいくらでもあるおもしろおかしい刑務所の本とは全く違う。
刑務所は私たちが生きている社会の縮図だ。彼らの中で「言うことを聞かないと刑務所に送られるぞ」「刑務所なんて嫌だ。俺はここにいたい」もちろん刑務所内の会話である。中にはどうやって刑事事件の取り調べや裁判を受けてきたのか首を傾げてしまうような人もいる。
またそれぞれの障害についても詳しく書かれ、刑務所が今抱える問題とともに、社会で他人事と割りきる私たちも関心を持たなければならない。
あらゆる方々に読んでいただきたい作品です。
おすすめ度:
軽度知的障害の問題
「心からのごめんなさい」品川裕香は軽度知的障害「児」が少年院にあふれ(彼らの多くは、被虐待児であり、被虐待が背景となる脳の成長阻害という問題もさらに深い問題も含んでいるのだが)、彼らの更正とともに社会全体としての支援が必要だ、と問題提起した。
本書も、障害者の生活支援を全体の課題として挙げているが、やはり「者」の問題としても軽度知的障害が問題であることを指摘している。「児」、そして「者」。軽度知的障害の問題を社会として支援システムをどう構築するか、そのモデルを探求したい。
今後の著者の活躍に期待
読んでよかったです。
この国の受刑者の二割以上が障害者であるという事実は驚きです。その触法障害者のほとんどは被害者タイプの人々であり、刑務所に入る前までに外の世界でさんざんいじめられていたという記述には心が痛みます。
いろいろなケースを著者が独自に調査し、可能な限り当事者にインタビューして書いてある本なので、よくここまで個人の事情につっこんで調べ上げたなという印象が強い本です。
休み休み読みました
あまりに気持ちが重く、息苦しささえ感じたので、どんどん読みたいのだけど、出来るだけ休み休み読みました。
気持ちの整理をしながら、心の中で内容をしっかりかみ砕きながら。
まだ読んだばかりで、感想を書く準備が出来ていませんが、最近読んだものの中では特に衝撃を受けた一冊です。
何とかしなければ、
何とかしてあげてほしい、
何か手だてはないのか、
そんな思いが頭の中に渦巻いています。
読んだあとが大事
私は平凡な会社員だが、多少福祉分野に携わったことがあり、この本の中にあるような世間一般から隠されている実態の一部は事前に知っていた(障害者の売春婦、ヤクザなど)。
この本が衝撃を与えたことに異論はないが、このような探索型のノンフィクションは読んだあと「では、どうするか?自分にできることは何か?」を考えるのがとても重要だと思う。
よく周囲に目を凝らしてみると、ヤクザが障害者を喰い者にしているような構図が見つかるかもしれない。本の中の人は一般論としてかわいそうだが、周囲の障害者は何をするかわからないから怖い、というダブルスタンダードが問題を見えにくくしているのだと思う。
山本氏の功績は、刑務所に入って障害者受刑者の実態をリポートしたこともあるが(ケガの功名?)、それよりも、日本には日本人が直視しようとしない問題がいろいろとあって、それを明るみにしたことだろう。
文章表現でやや大げさだったり、違和感を感じるところも若干あるが、それを補って余りある意義ある本だと思う。
世間の人がこういう実態を把握していない
一体どれだけの人がこの驚愕の事実を知っているだろうか。
そのへんにいくらでもあるおもしろおかしい刑務所の本とは全く違う。
刑務所は私たちが生きている社会の縮図だ。彼らの中で「言うことを聞かないと刑務所に送られるぞ」「刑務所なんて嫌だ。俺はここにいたい」もちろん刑務所内の会話である。中にはどうやって刑事事件の取り調べや裁判を受けてきたのか首を傾げてしまうような人もいる。
またそれぞれの障害についても詳しく書かれ、刑務所が今抱える問題とともに、社会で他人事と割りきる私たちも関心を持たなければならない。
あらゆる方々に読んでいただきたい作品です。

