Special Menu
Category Menu
- ジャンル別
- 文学・評論
- 思想・社会・ノンフィクション
- 人文・思想
- 社会・政治
- ノンフィクション
- 歴史・地理
- ビジネス・経済・キャリア
- 投資・金融・会社経営
- 科学・テクノロジー
- 医学・薬学
- コンピュータ・インターネット
- アート・建築・デザイン
- 実用・スポーツ・ホビー
- 資格・検定
- 暮らし・健康・子育て
- 旅行ガイド
- 語学・辞事典・年鑑
- 教育・学参・受験
- こども
- コミック・アニメ・BL
- タレント写真集
- ゲーム攻略本
- エンターテイメント
- 新書・文庫
- 雑誌
- 楽譜・スコア・音楽書
- 古書
- カレンダー
- ポスター
検 索
QRコード
アイテム詳細
カスタマーレビュー
おすすめ度:
〜神秘のヴェールに包まれて〜
(2008-03-07)
27人の生前の「女」を知る人々の回想録から浮き上がってきた「女」の真の姿は,生まれながらの悪魔か,それとも計算高い天使か・・・。
水晶のように透き通った瞳に,甘く男心をくすぐる声。
前世からの気高さが体に染み付いているような高貴な輝きを放つ美しさ。
女は美しさが持つ身のすくむような力が自分を取り巻くすべてに勝ることを熟知していました。
まるでアクセサリーをつけかえるように男達をとっかえひっかえ利用し,狂わせ,妖しく美しく舞う女の一生の物語です。
きもちわるいおんな
(2007-12-04)
この公子のすさまじいしたたかさと、バイタリティあふれる嘘のつきっぷり。たくさんの人間を騙しまくって、それでもなお聖女のような一面を決して自ら剥ぐことがないまま変死を遂げたこの女性の人間に反吐のでるよな気持ち悪さを感じた。
モラルだとか倫理だとかそいういうものから全く解放された異様な精神を持った人間を27人の語り手をつかって浮き彫りにするこの作家の力に脱帽。
最近はやりのサイコパス犯罪小説など吹っ飛ばしてしまうような有吉の創造者としての豊かな書き手力にもうことばもない・・・。
最後の語り手である軽薄そうな次男が語るこの女の異様な精神の果てはやはり、異様な死だったのか?ミステリアスで胸糞わるくそして人間のおかしさを目いっぱい書ききったすごい作品だとおもう。連続ドラマにどうですか??
ぶっちゃけ、吉原手引草で…
(2007-11-20)
面白かた!
すーごいトリッキーな話の運び方で、
思わず年表など作成してまいました。笑
愛される女の秘訣を学びました。
ぶっちゃけ、吉原手引草で満足してる人は、
これ読んだら開眼する筈。。
(松井先生スミマセン。)
となりの君子さんへ
(2007-08-09)
男と女、善と悪では言い表せない人生がつづられています。筋立てはミステリー風で引き込まれるようにページをめくりました。関わる人々夫々の証言はその人にとっては事実です。このようなことはまま見聞きすることです。君子のセリフ「まああ」「夢見たい」の言葉が持つ魅力について、その魔力を思います。この言葉の力で生きていく君子さん、あなたの力に敬服します。おっかない方です。
作家の主人公に対する思い入れ
(2007-05-27)
なぜ、この本を選んだのかと言えば、彼女の本を1冊読みたかったのと(母が、「芝桜」という夜の世界の女性の激烈な競争を描いた書籍を感嘆をもって語っていた)、あらすじを読んで、ミステリー形式になっている、とのことだった、という2点からだった。
感想のひとつ目は、有吉の文体がとても「綺麗」、ということ。昭和の時代の小説は、殊更、会話文になると、一種の形式が出来上がっていて、現代を生きている自分にとっては、どこか浮いた感じを持ったものである。
時代設定は、現代には違いないが、「いま」というのとはちょっと違うにしろ、わざとらしさがない。違和感がない。むしろ、「いま」の虚飾の部分がないだけ、普遍化されている。
感想のふたつ目は、悪女とはこんなものではないでしょう、ということ。たしかに、主人公は、嘘つきだ、ということは書いてある。人を欺き、騙し、自己を変節させ、生き抜いてきた。生とお金に執着する主人公が、雲を掴もうとするがごとく、窓から身を乗り出し、身投げするか?主人公の最期に関して、著者は、むしろ、愛情を注いでしまっているかのように見える。
ふたつ目に関わるみっつ目として、ビジネスに生きる女性に、男性との絡みは、不可欠だ、ということ。主人公はもちろん男性を手玉に取って、金を巻上げてビジネス界に出て行くのだが、それは夫、男、僕、というカテゴリーであって、ビジネス上のバックボーン、というか、パトロン、というか、援助者、という存在は居ない。それ無しには、百鬼夜行の世の中、どんなに才覚持っていたとしても、吹き飛ばされてしまうだろう。確かに、彼女のビジネスは崩壊していく。その修羅を読者に見せないまま、著者は彼女を死なせたのかもしれない。
おすすめ度:
〜神秘のヴェールに包まれて〜
27人の生前の「女」を知る人々の回想録から浮き上がってきた「女」の真の姿は,生まれながらの悪魔か,それとも計算高い天使か・・・。
水晶のように透き通った瞳に,甘く男心をくすぐる声。
前世からの気高さが体に染み付いているような高貴な輝きを放つ美しさ。
女は美しさが持つ身のすくむような力が自分を取り巻くすべてに勝ることを熟知していました。
まるでアクセサリーをつけかえるように男達をとっかえひっかえ利用し,狂わせ,妖しく美しく舞う女の一生の物語です。
きもちわるいおんな
この公子のすさまじいしたたかさと、バイタリティあふれる嘘のつきっぷり。たくさんの人間を騙しまくって、それでもなお聖女のような一面を決して自ら剥ぐことがないまま変死を遂げたこの女性の人間に反吐のでるよな気持ち悪さを感じた。
モラルだとか倫理だとかそいういうものから全く解放された異様な精神を持った人間を27人の語り手をつかって浮き彫りにするこの作家の力に脱帽。
最近はやりのサイコパス犯罪小説など吹っ飛ばしてしまうような有吉の創造者としての豊かな書き手力にもうことばもない・・・。
最後の語り手である軽薄そうな次男が語るこの女の異様な精神の果てはやはり、異様な死だったのか?ミステリアスで胸糞わるくそして人間のおかしさを目いっぱい書ききったすごい作品だとおもう。連続ドラマにどうですか??
ぶっちゃけ、吉原手引草で…
面白かた!
すーごいトリッキーな話の運び方で、
思わず年表など作成してまいました。笑
愛される女の秘訣を学びました。
ぶっちゃけ、吉原手引草で満足してる人は、
これ読んだら開眼する筈。。
(松井先生スミマセン。)
となりの君子さんへ
男と女、善と悪では言い表せない人生がつづられています。筋立てはミステリー風で引き込まれるようにページをめくりました。関わる人々夫々の証言はその人にとっては事実です。このようなことはまま見聞きすることです。君子のセリフ「まああ」「夢見たい」の言葉が持つ魅力について、その魔力を思います。この言葉の力で生きていく君子さん、あなたの力に敬服します。おっかない方です。
作家の主人公に対する思い入れ
なぜ、この本を選んだのかと言えば、彼女の本を1冊読みたかったのと(母が、「芝桜」という夜の世界の女性の激烈な競争を描いた書籍を感嘆をもって語っていた)、あらすじを読んで、ミステリー形式になっている、とのことだった、という2点からだった。
感想のひとつ目は、有吉の文体がとても「綺麗」、ということ。昭和の時代の小説は、殊更、会話文になると、一種の形式が出来上がっていて、現代を生きている自分にとっては、どこか浮いた感じを持ったものである。
時代設定は、現代には違いないが、「いま」というのとはちょっと違うにしろ、わざとらしさがない。違和感がない。むしろ、「いま」の虚飾の部分がないだけ、普遍化されている。
感想のふたつ目は、悪女とはこんなものではないでしょう、ということ。たしかに、主人公は、嘘つきだ、ということは書いてある。人を欺き、騙し、自己を変節させ、生き抜いてきた。生とお金に執着する主人公が、雲を掴もうとするがごとく、窓から身を乗り出し、身投げするか?主人公の最期に関して、著者は、むしろ、愛情を注いでしまっているかのように見える。
ふたつ目に関わるみっつ目として、ビジネスに生きる女性に、男性との絡みは、不可欠だ、ということ。主人公はもちろん男性を手玉に取って、金を巻上げてビジネス界に出て行くのだが、それは夫、男、僕、というカテゴリーであって、ビジネス上のバックボーン、というか、パトロン、というか、援助者、という存在は居ない。それ無しには、百鬼夜行の世の中、どんなに才覚持っていたとしても、吹き飛ばされてしまうだろう。確かに、彼女のビジネスは崩壊していく。その修羅を読者に見せないまま、著者は彼女を死なせたのかもしれない。

