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カスタマーレビュー
おすすめ度:
おもしろかった
(2006-10-09)
本書は、戦国時代と明治維新という日本の大変革期から、5つのトピックをとりあげている。
(1)世界最初の自由経済政策をとった織田信長、(2)秀吉の名補佐役であった豊臣秀長、(3)関が原の合戦で負け戦の中を東軍の中央を突破し薩摩に帰った島津義弘、(4)偉大なる1代目の後を継いだ毛利輝元、上杉景勝の2人それぞれのサバイバル、(5)商品経済の中で矛盾を呈した幕末の武士社会と倒幕運動(奇兵隊の高杉晋作)、である。
戦国時代や明治維新の場合、個々の戦いや薩長同盟などドラマになる部分が多く語られることが多いが、本書は、その基礎となる経済状況や社会の動きなどを解説している。
有名な織田信長でも経済政策や組織づくりにスポットをあてているし、その他の人物はどちらかといえば脇役の人物を取り上げている。それにもかかわらず、どの話も堺屋太一氏の優れた洞察と独自の分析があり、「なるほどそういう見方もあったのか」と感心しながら読んだ。とても興味深い本。
堺屋さんらしい分析
(2004-01-22)
後世の歴史を知っている私たちにとっては当たり前と思えることがその当時の常識からは考えられない非常識であり、その非常識を常識に変えることが出来た人が結局は歴史上の勝者になることがよくわかります。代表例としては織田信長や高杉晋作がこれに当てはまると思います。一方、敢えて己を抑えることにより規模は縮小させられたが家名を守ることで歴史上の勝者になる例も書かれています。その代表例が上杉景勝や毛利輝元です。これらの人物は歴史上の敗者と位置付けられる場合が多いですがそこを勝者としているところに堺屋さんならではの分析力が光ります。本当に堺屋さんの分析にはいつも脱帽させられます。
おすすめ度:
おもしろかった
本書は、戦国時代と明治維新という日本の大変革期から、5つのトピックをとりあげている。
(1)世界最初の自由経済政策をとった織田信長、(2)秀吉の名補佐役であった豊臣秀長、(3)関が原の合戦で負け戦の中を東軍の中央を突破し薩摩に帰った島津義弘、(4)偉大なる1代目の後を継いだ毛利輝元、上杉景勝の2人それぞれのサバイバル、(5)商品経済の中で矛盾を呈した幕末の武士社会と倒幕運動(奇兵隊の高杉晋作)、である。
戦国時代や明治維新の場合、個々の戦いや薩長同盟などドラマになる部分が多く語られることが多いが、本書は、その基礎となる経済状況や社会の動きなどを解説している。
有名な織田信長でも経済政策や組織づくりにスポットをあてているし、その他の人物はどちらかといえば脇役の人物を取り上げている。それにもかかわらず、どの話も堺屋太一氏の優れた洞察と独自の分析があり、「なるほどそういう見方もあったのか」と感心しながら読んだ。とても興味深い本。
堺屋さんらしい分析
後世の歴史を知っている私たちにとっては当たり前と思えることがその当時の常識からは考えられない非常識であり、その非常識を常識に変えることが出来た人が結局は歴史上の勝者になることがよくわかります。代表例としては織田信長や高杉晋作がこれに当てはまると思います。一方、敢えて己を抑えることにより規模は縮小させられたが家名を守ることで歴史上の勝者になる例も書かれています。その代表例が上杉景勝や毛利輝元です。これらの人物は歴史上の敗者と位置付けられる場合が多いですがそこを勝者としているところに堺屋さんならではの分析力が光ります。本当に堺屋さんの分析にはいつも脱帽させられます。

