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プリオン説はほんとうか?―タンパク質病原体説をめぐるミステリー (ブルーバックス)
福岡 伸一
講談社
グループ:Book /ランキング:5187
価格:¥ 945
発売日:2005-11 /通常24時間以内に発送
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講談社
価格:¥ 945
発売日:2005-11 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
いかがわしいと直感するが
(2008-10-30)
狂牛病の原因がプリオンであることへの反論である。科学のある仮説の論争と傍観してもいいが、実際に牛肉を食する生活をしている以上、他人事ではすまされない。著者は全頭検査を行い狂牛病の疑いがあればその動物個体全体を破棄し、また若い牛には末梢リンパ組織の検査を行なうべきだと主張する。
プリオン説は一般にはほとんど理解されていないため、かなりわかりやすく書かれてあって親切。結局プリオン説は「できすぎた仮説」でいかがわしいとしながら、決定的反証が見つからないというのが本の結論なのだが、著者の悔しそうな顔が目に浮かぶようだ。
専門家による分かりやすい解説書
(2008-09-17)
プリオン説に異を唱えて研究を行っている研究者による著作である.
プリオン研究の歴史と科学的な研究成果が,少し専門的ではあるが,分かりやすく書かれている.
ノーベル賞まで受賞したプリオン説が実はあやうい仮説であることを知り驚いた.実際に病原体とされているプリオンを観測した研究者はプルシナーを始めまったくいない.しかし,プリオン説を反駁する研究成果が挙がっていないことも事実である.現在はプリオン説に反対するレセプター仮説というものが提唱されているが,実験的証拠が乏しく仮説の域を出ていない.
結局,プリオン病の病原体が,現在の計測器や科学技術ではとらえきれないことだと思う.近い将来,プリオン病の病原体が発見される日を期待して待ちたい.
残念ながらあまりドキドキできなかった。
(2008-07-23)
おもしろいことはおもしろいのだが、謎解きや、人間の思いいれ、ドラマといった部分がどれも薄い気がして、あまりドキドキしなかった。
狂牛病の危険性には、十分にドキドキしたが。。。
理系にはもっと楽しめる内容なのかな。残念ながら、僕にはあまりぴんと来なかった。
通りすがりのバイオ研究者
(2008-06-23)
私はバイオ研究者なのでプリオンという名前は知っているが、
本書を読んで改めて複雑な印象を受けた。
野心的な内容で、既存の説を実験的証拠を基にして議論しているが、
途中から内容の詳細さについていくことが出来なくなった。
何度も読み返すことにより理解が深まる可能性もあるが、
自分としては内容というより、著者の文体にもついていけなかった。
従って、恥ずかしいことではあるが、あまり良い点数をつけることが
出来なかった。
著者のベストセラーとなった
(2008-03-03)
「生物と無生物のあいだ」を読んで非常に面白かったので、本書も購入してみた。
やはり筆者の筆力はすばらしくこれも面白く読ませて頂いた。プリオンは未知のウイルスのレセプターに過ぎないと言う筆者の仮説は面白く説得力もある。ある意味、論文をどう批判的に読んだら良いかと言う教科書になっている。その説の妥当性は研究方法のブレイクスルーまで待たなければならないのであろう。
その結果が出る日が来るのが楽しみであるが、研究が如何にスリリングなものであるか、また自然科学の仮説が如何に脆弱かを知るには良い本である。
自然科学に興味を持つ若い人達にお勧めである。
しかし狂牛病の社会的側面に興味を持ってこの本を手にした人には得るところは少ない本であろう。
おすすめ度:
いかがわしいと直感するが
狂牛病の原因がプリオンであることへの反論である。科学のある仮説の論争と傍観してもいいが、実際に牛肉を食する生活をしている以上、他人事ではすまされない。著者は全頭検査を行い狂牛病の疑いがあればその動物個体全体を破棄し、また若い牛には末梢リンパ組織の検査を行なうべきだと主張する。
プリオン説は一般にはほとんど理解されていないため、かなりわかりやすく書かれてあって親切。結局プリオン説は「できすぎた仮説」でいかがわしいとしながら、決定的反証が見つからないというのが本の結論なのだが、著者の悔しそうな顔が目に浮かぶようだ。
専門家による分かりやすい解説書
プリオン説に異を唱えて研究を行っている研究者による著作である.
プリオン研究の歴史と科学的な研究成果が,少し専門的ではあるが,分かりやすく書かれている.
ノーベル賞まで受賞したプリオン説が実はあやうい仮説であることを知り驚いた.実際に病原体とされているプリオンを観測した研究者はプルシナーを始めまったくいない.しかし,プリオン説を反駁する研究成果が挙がっていないことも事実である.現在はプリオン説に反対するレセプター仮説というものが提唱されているが,実験的証拠が乏しく仮説の域を出ていない.
結局,プリオン病の病原体が,現在の計測器や科学技術ではとらえきれないことだと思う.近い将来,プリオン病の病原体が発見される日を期待して待ちたい.
残念ながらあまりドキドキできなかった。
おもしろいことはおもしろいのだが、謎解きや、人間の思いいれ、ドラマといった部分がどれも薄い気がして、あまりドキドキしなかった。
狂牛病の危険性には、十分にドキドキしたが。。。
理系にはもっと楽しめる内容なのかな。残念ながら、僕にはあまりぴんと来なかった。
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私はバイオ研究者なのでプリオンという名前は知っているが、
本書を読んで改めて複雑な印象を受けた。
野心的な内容で、既存の説を実験的証拠を基にして議論しているが、
途中から内容の詳細さについていくことが出来なくなった。
何度も読み返すことにより理解が深まる可能性もあるが、
自分としては内容というより、著者の文体にもついていけなかった。
従って、恥ずかしいことではあるが、あまり良い点数をつけることが
出来なかった。
著者のベストセラーとなった
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やはり筆者の筆力はすばらしくこれも面白く読ませて頂いた。プリオンは未知のウイルスのレセプターに過ぎないと言う筆者の仮説は面白く説得力もある。ある意味、論文をどう批判的に読んだら良いかと言う教科書になっている。その説の妥当性は研究方法のブレイクスルーまで待たなければならないのであろう。
その結果が出る日が来るのが楽しみであるが、研究が如何にスリリングなものであるか、また自然科学の仮説が如何に脆弱かを知るには良い本である。
自然科学に興味を持つ若い人達にお勧めである。
しかし狂牛病の社会的側面に興味を持ってこの本を手にした人には得るところは少ない本であろう。

