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アイテム詳細
カスタマーレビュー
おすすめ度:
破壊
(2008-12-03)
これを読んで
この作家は生まれるのが数十年早かったら確実に教科書に登場すると思いました。
東野圭吾にしては凡作
(2008-07-17)
他の東野作品と同じく読みやすい。脳の移植について簡潔に流して、移植によってもたらされる主人公の苦悩に焦点を絞っていく所などはさすがと思うのだが、あっと驚くオチや意外な展開を期待して読んでいたために、そのままするすると終わってしまった時はがっかりしてしまった。
この本の楽しみ方を間違えていたといえばそれまでなのだが、特に脳のドナーについては、主人公の変化を見ていれば容易に想像のつく人物であり、正直もう一ひねりあるのかと思っていた。当初ドナーとされていた人物は、本来のドナーと別の性格というだけの事で本筋に全く絡んでこないし、ご丁寧に名前をつける必要があったのかとさえ言いたい。
東野作品は好きなので、余計に愚痴っぽくなってしまうが、こういう形の本とするならば、もっと主人公の内面と、人間の人格とは何なのかという本質の部分に深く切り込んで欲しかったし、その点でも中途半端に思う。移植前との変化に苦悩するのは、入り口部分に過ぎないのではないだろうか。
切なかった
(2008-07-12)
気が弱く、けれど優しい成瀬純一は、ある事件に巻き込まれ、頭に銃弾を受けてしまう。
本来なら助かるはずのなかった彼だが、世界初となる脳移植を行うことにより、一命を取り留める。
だがそれ以来、穏やかだったはずの純一の性格が、徐々に変化して行って…
切ないお話でした。
自分のドナーを探すミステリーチックな部分もよかったのですが、個人的には、ジュンが変化していく自分を認めていく過程がやりきれず、引き込まれました。
自分の変化を必死に食い止めようとしながらも、もうどうにもならない、と諦観してしまうジュンの感情が痛かった。
ラストはたぶん、精一杯のハッピーエンドだったんだろうなあ、と思いました。
初めて読んだ東野作品(ネタバレあり)
(2008-07-05)
おもしろかったです。思わせぶりな描写から展開は読めてしまいますが、それゆえ登場人物の内面に集中できた様な気がします。大学の成瀬の訴えへの対応の遅さは妙にリアルで良かったです。
結局最後は二重人格みたいになっちゃいましたけど、やっぱり本人は自分の中の抑圧された暴力性なんかには気がつかないんですね。途中で本当に関谷がドナーなんじゃないか、関谷のいいかげんさが成瀬の抑圧を解放してしまったんじゃないかとも思ってしまいました。心理学者の治療を受け続けて自分と京極の共通点を見つけて折り合いを付けて成瀬でも京極でもない人間として生きていく、というのがベストだったのかなぁ。
しかし政治家に脳移植ってのはいいかもしれないと思いました。どんどん移植してマイルドな脳みそになっていけば孔子さまみたいな人間ができあがるんじゃないでしょうか(笑)
初めての感覚
(2008-06-17)
脳移植のお話。
テレビで脳移植した人が、ドナーの影響を受けるなんてゆー話を聞いたことがあるけど、そんなレベルじゃない。
読み終わったあとのこの感じ。
涙の出ない悲しさ。「泣く」なんてことを超越してる。
この焦燥感。
脱力感。
無力感。
喪失感。
読み終わったあと、ボーっとしてしまいました。
言葉だけで、ここまでの感情を読み手に伝える東野さんは、本当にすごいと改めて思いました。。。
そして結構古い本なのに、新鮮!!
東野さんの先見性?を感じました。。。
「人を信じちゃいけない。人が人を愛するなんてことが、あるはずがない。」
私は、恵にはなれないな。。。
おすすめ度:
破壊
これを読んで
この作家は生まれるのが数十年早かったら確実に教科書に登場すると思いました。
東野圭吾にしては凡作
他の東野作品と同じく読みやすい。脳の移植について簡潔に流して、移植によってもたらされる主人公の苦悩に焦点を絞っていく所などはさすがと思うのだが、あっと驚くオチや意外な展開を期待して読んでいたために、そのままするすると終わってしまった時はがっかりしてしまった。
この本の楽しみ方を間違えていたといえばそれまでなのだが、特に脳のドナーについては、主人公の変化を見ていれば容易に想像のつく人物であり、正直もう一ひねりあるのかと思っていた。当初ドナーとされていた人物は、本来のドナーと別の性格というだけの事で本筋に全く絡んでこないし、ご丁寧に名前をつける必要があったのかとさえ言いたい。
東野作品は好きなので、余計に愚痴っぽくなってしまうが、こういう形の本とするならば、もっと主人公の内面と、人間の人格とは何なのかという本質の部分に深く切り込んで欲しかったし、その点でも中途半端に思う。移植前との変化に苦悩するのは、入り口部分に過ぎないのではないだろうか。
切なかった
気が弱く、けれど優しい成瀬純一は、ある事件に巻き込まれ、頭に銃弾を受けてしまう。
本来なら助かるはずのなかった彼だが、世界初となる脳移植を行うことにより、一命を取り留める。
だがそれ以来、穏やかだったはずの純一の性格が、徐々に変化して行って…
切ないお話でした。
自分のドナーを探すミステリーチックな部分もよかったのですが、個人的には、ジュンが変化していく自分を認めていく過程がやりきれず、引き込まれました。
自分の変化を必死に食い止めようとしながらも、もうどうにもならない、と諦観してしまうジュンの感情が痛かった。
ラストはたぶん、精一杯のハッピーエンドだったんだろうなあ、と思いました。
初めて読んだ東野作品(ネタバレあり)
おもしろかったです。思わせぶりな描写から展開は読めてしまいますが、それゆえ登場人物の内面に集中できた様な気がします。大学の成瀬の訴えへの対応の遅さは妙にリアルで良かったです。
結局最後は二重人格みたいになっちゃいましたけど、やっぱり本人は自分の中の抑圧された暴力性なんかには気がつかないんですね。途中で本当に関谷がドナーなんじゃないか、関谷のいいかげんさが成瀬の抑圧を解放してしまったんじゃないかとも思ってしまいました。心理学者の治療を受け続けて自分と京極の共通点を見つけて折り合いを付けて成瀬でも京極でもない人間として生きていく、というのがベストだったのかなぁ。
しかし政治家に脳移植ってのはいいかもしれないと思いました。どんどん移植してマイルドな脳みそになっていけば孔子さまみたいな人間ができあがるんじゃないでしょうか(笑)
初めての感覚
脳移植のお話。
テレビで脳移植した人が、ドナーの影響を受けるなんてゆー話を聞いたことがあるけど、そんなレベルじゃない。
読み終わったあとのこの感じ。
涙の出ない悲しさ。「泣く」なんてことを超越してる。
この焦燥感。
脱力感。
無力感。
喪失感。
読み終わったあと、ボーっとしてしまいました。
言葉だけで、ここまでの感情を読み手に伝える東野さんは、本当にすごいと改めて思いました。。。
そして結構古い本なのに、新鮮!!
東野さんの先見性?を感じました。。。
「人を信じちゃいけない。人が人を愛するなんてことが、あるはずがない。」
私は、恵にはなれないな。。。

