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カスタマーレビュー
おすすめ度:
宿命とは
(2008-12-24)
最後の設定に「おお!」と唸ってしまったが、宿命という題名のとおり犯人探しというよりも、「血縁」というか「運命」というか人間同士の不思議な繋がりがテーマになっているように感じる。実験の件は現実感がなく、「こんなことはありえない」という物語だが、ラストのもっていきかたに好感がもてるし、後味も悪くない。
「余りにも」皮肉で感動的な結末かというと……
(2008-12-21)
初期の本格推理路線から、現在の作風への転換期にあたる作品です。
基本的には、発生した殺人事件の犯人を捜していく展開なのですが、それに加えて、主人公と事件の関係者の1人との因縁を描いています。
「宿命」というタイトルからもわかるように、メインは後者。
2人の「宿命」については、ラストでその真実が明かされます。
確かに、意外性はなかなかのもので、「皮肉」で「感動的」ではあったものの、そのための伏線が少し不足していたような気がします。
やや唐突に感じてしまいました。
東野氏の作品は伏線の巧みさに感服することが多いだけにちょっと物足りませんでした。
殺人事件の謎解きに関しては、あくまでサブ的な位置づけであったものの、それにしてはよく出来ていたと思います。
登場人物が多く、過去の事件と現在の事件をいったりきたりで、読みやすさに定評のある東野作品の中では比較的読みにくい作品かもしれません。
小ぶりな白夜行!?
(2008-11-03)
本作は、有力企業UR電産の社長殺害事件の真相究明と、
それを追う和倉勇作刑事、被疑者の一人となった前社長の息子瓜生晃彦、
そしてふとしたきっかけで人生が好転したことに疑問を抱きながらも、
晃彦の妻となった美佐子という三人の「宿命」の謎に迫るという、
多面的な推理小説です。
本作で印象的なのは、序章の薄幸の女性サナエと幼い勇作との交流の場面です。
結末において、この場面の持つ切ない意味合いが浮かび上がります。
また、企業倫理についての鋭い問題提起も込められています。
ただ、個人的には、きちっと収束はするものの、
あまりによく出来すぎた「宿命」的関係性に違和感を覚えたのと、
結局罪を免れたことになっているあの人が、
現行法上共犯に該当するように思えてならないのが気になりました。
ぞくぞくする!
(2008-09-15)
先が読めないところが、いままで読んでいた小説とは全く違って、ぞくぞくしました!
しばらく心に残りました。
久しぶりに、面白い本を見つけ、今は東野圭吾を順に読み漁っています。
今のこころ、宿命がNO1です♪
最後まで目が離せない
(2008-07-26)
晃彦が事件に絡んでいることは最初から分かっていたことだが、いかにして晃彦が事件に絡んでいたのかは最後まで読まないと分からず、手に汗握る展開だった。また、最後の10ページにある真相は想像もつかない内容だったのでとても驚いた。美佐子とその父親の過去、勇作と美佐子の過去、そして晃彦の父親の過去、全てが1本の糸で繋がっており読み応え抜群だった。
おすすめ度:
宿命とは
最後の設定に「おお!」と唸ってしまったが、宿命という題名のとおり犯人探しというよりも、「血縁」というか「運命」というか人間同士の不思議な繋がりがテーマになっているように感じる。実験の件は現実感がなく、「こんなことはありえない」という物語だが、ラストのもっていきかたに好感がもてるし、後味も悪くない。
「余りにも」皮肉で感動的な結末かというと……
初期の本格推理路線から、現在の作風への転換期にあたる作品です。
基本的には、発生した殺人事件の犯人を捜していく展開なのですが、それに加えて、主人公と事件の関係者の1人との因縁を描いています。
「宿命」というタイトルからもわかるように、メインは後者。
2人の「宿命」については、ラストでその真実が明かされます。
確かに、意外性はなかなかのもので、「皮肉」で「感動的」ではあったものの、そのための伏線が少し不足していたような気がします。
やや唐突に感じてしまいました。
東野氏の作品は伏線の巧みさに感服することが多いだけにちょっと物足りませんでした。
殺人事件の謎解きに関しては、あくまでサブ的な位置づけであったものの、それにしてはよく出来ていたと思います。
登場人物が多く、過去の事件と現在の事件をいったりきたりで、読みやすさに定評のある東野作品の中では比較的読みにくい作品かもしれません。
小ぶりな白夜行!?
本作は、有力企業UR電産の社長殺害事件の真相究明と、
それを追う和倉勇作刑事、被疑者の一人となった前社長の息子瓜生晃彦、
そしてふとしたきっかけで人生が好転したことに疑問を抱きながらも、
晃彦の妻となった美佐子という三人の「宿命」の謎に迫るという、
多面的な推理小説です。
本作で印象的なのは、序章の薄幸の女性サナエと幼い勇作との交流の場面です。
結末において、この場面の持つ切ない意味合いが浮かび上がります。
また、企業倫理についての鋭い問題提起も込められています。
ただ、個人的には、きちっと収束はするものの、
あまりによく出来すぎた「宿命」的関係性に違和感を覚えたのと、
結局罪を免れたことになっているあの人が、
現行法上共犯に該当するように思えてならないのが気になりました。
ぞくぞくする!
先が読めないところが、いままで読んでいた小説とは全く違って、ぞくぞくしました!
しばらく心に残りました。
久しぶりに、面白い本を見つけ、今は東野圭吾を順に読み漁っています。
今のこころ、宿命がNO1です♪
最後まで目が離せない
晃彦が事件に絡んでいることは最初から分かっていたことだが、いかにして晃彦が事件に絡んでいたのかは最後まで読まないと分からず、手に汗握る展開だった。また、最後の10ページにある真相は想像もつかない内容だったのでとても驚いた。美佐子とその父親の過去、勇作と美佐子の過去、そして晃彦の父親の過去、全てが1本の糸で繋がっており読み応え抜群だった。

