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カスタマーレビュー
おすすめ度:
基本的な考えにより感想は変わると思います。
(2008-11-14)
ストーリーはよくできていますが、読む人を選ぶ作品だと思います。
作者流の善悪の定義をした上で話しが進んでいくので、終始違和感がありました。
作者の考えの理由付けも一部不十分な感じだと思います。
ですが、考えが作者と近い人が読めば非常にいい作品でしょう。
放送業界は護送船団?
(2007-10-04)
放送局は、自由な言論の砦をイメージしていましたが、この小説で、経営的には、昔の銀行業界と同じで競争の無いことで守られていることがわかりました。キー局がネット局の赤字を補填したり、赤字かくしのためのデリバティブ取引は、まるで、バブル崩壊の頃の銀行業界を髣髴させます。しかも、経営側が、未だにその事実に気づかないことには、滑稽さを覚えます。
さて、ストリーは、政界、官界、金融界、3つどもえで展開します。かなりお勧めの物語です。ぜひ、いろいろの視点からお楽しみください。
ハゲタカつながりで
(2007-04-09)
NHKドラマ「ハゲタカ」の視聴率が平均7パーセントだったらしい。
それを踏まえて、テレビの前の視聴者のうち良識ある人のパーセンテージがそれである、と書いたコラムニストがいた。
正鵠を得ていると思う。
捏造や誤報でその質を糾弾されている時期だから余計に面白く読んだ。
もともと認可事業であり、スポンサーの影響に左右されるテレビ局に報道の質を求めるほうが難しいということがまざまざと語られる。
報道、バラエティ、総務省、広告代理店、政治家、財界すべてを巻き込んでドキュメンタリードラマの手法は相変わらずさえていると思う。
テレビを本当に楽しんで愛した人間たちが逃げ出していく昨今の問題点がここには列挙してある。
沈む巨大戦艦からすべての人々が下船する前に、放送局の中の人たちは今一度衿を正すべきだろう。
ところで、帯に経済小説と書くのはどうしてだろう。
TVに対する不信感が高まった。
(2007-02-23)
坂本弁護士一家殺害事件、イラク日本人拉致事件をモデルに
物語は進んでいきます。
物語的にはハゲタカ・バイアウトの方が個人的には好きですが、
メディアの公表する内容の影にどんな事情があるか、また、許認可事業と
いうものの弊害を考えることができました。
TVや新聞に対して、ほとんど信用していなかったのですが、
本書を読んで、不信感が高まりました。
羅生門のように真実に対しても見方は多岐にわたりますし、
TVや新聞などスポンサーが絡むと真実は見えませんね。
テレビ業界の問題に踏み込んだ良作
(2006-04-12)
デビュー作の「ハゲタカ」が面白かったので、本書を読んだ。今回は、テレビ業界を舞台に、政や官との関係、報道のあり方、いい加減なファイナンスなどのメディア問題に踏み込んでおり、実態を踏まえつつ、「ハゲタカ」と同様にノンフィクションに近いフィクションの仕上がりになっている。若干取材が雑で、「ハゲタカ」と比べるとリアリティに欠ける部分もあり、作品の質が若干落ちるという印象だが、それはきっと「ハゲタカ」が面白すぎたからであり、この作品も水準以上の出来なのではないか。読んで損はないと思われる。
おすすめ度:
基本的な考えにより感想は変わると思います。
ストーリーはよくできていますが、読む人を選ぶ作品だと思います。
作者流の善悪の定義をした上で話しが進んでいくので、終始違和感がありました。
作者の考えの理由付けも一部不十分な感じだと思います。
ですが、考えが作者と近い人が読めば非常にいい作品でしょう。
放送業界は護送船団?
放送局は、自由な言論の砦をイメージしていましたが、この小説で、経営的には、昔の銀行業界と同じで競争の無いことで守られていることがわかりました。キー局がネット局の赤字を補填したり、赤字かくしのためのデリバティブ取引は、まるで、バブル崩壊の頃の銀行業界を髣髴させます。しかも、経営側が、未だにその事実に気づかないことには、滑稽さを覚えます。
さて、ストリーは、政界、官界、金融界、3つどもえで展開します。かなりお勧めの物語です。ぜひ、いろいろの視点からお楽しみください。
ハゲタカつながりで
NHKドラマ「ハゲタカ」の視聴率が平均7パーセントだったらしい。
それを踏まえて、テレビの前の視聴者のうち良識ある人のパーセンテージがそれである、と書いたコラムニストがいた。
正鵠を得ていると思う。
捏造や誤報でその質を糾弾されている時期だから余計に面白く読んだ。
もともと認可事業であり、スポンサーの影響に左右されるテレビ局に報道の質を求めるほうが難しいということがまざまざと語られる。
報道、バラエティ、総務省、広告代理店、政治家、財界すべてを巻き込んでドキュメンタリードラマの手法は相変わらずさえていると思う。
テレビを本当に楽しんで愛した人間たちが逃げ出していく昨今の問題点がここには列挙してある。
沈む巨大戦艦からすべての人々が下船する前に、放送局の中の人たちは今一度衿を正すべきだろう。
ところで、帯に経済小説と書くのはどうしてだろう。
TVに対する不信感が高まった。
坂本弁護士一家殺害事件、イラク日本人拉致事件をモデルに
物語は進んでいきます。
物語的にはハゲタカ・バイアウトの方が個人的には好きですが、
メディアの公表する内容の影にどんな事情があるか、また、許認可事業と
いうものの弊害を考えることができました。
TVや新聞に対して、ほとんど信用していなかったのですが、
本書を読んで、不信感が高まりました。
羅生門のように真実に対しても見方は多岐にわたりますし、
TVや新聞などスポンサーが絡むと真実は見えませんね。
テレビ業界の問題に踏み込んだ良作
デビュー作の「ハゲタカ」が面白かったので、本書を読んだ。今回は、テレビ業界を舞台に、政や官との関係、報道のあり方、いい加減なファイナンスなどのメディア問題に踏み込んでおり、実態を踏まえつつ、「ハゲタカ」と同様にノンフィクションに近いフィクションの仕上がりになっている。若干取材が雑で、「ハゲタカ」と比べるとリアリティに欠ける部分もあり、作品の質が若干落ちるという印象だが、それはきっと「ハゲタカ」が面白すぎたからであり、この作品も水準以上の出来なのではないか。読んで損はないと思われる。

